金木犀が薫ります

 
 
 
 
 
  
 
 
金木犀が香ります
 
金木犀の花
 
庭の隅に咲く金木犀
 

「お父さん、金木犀は、まだでしょうかね。」

「お父さん、金木犀の便りを聞きましたか?」

「今年はどうも遅いようですね。」

と 子供たちが家を出払うと、私は、毎朝のように金木犀の話をしていました。

太鼓の音が響きだすと、いよいよ あの香り・・・

「あんたには、それしか脳が無いんか?それ以上に気を付けないかん事があろう。」

と、殿のお叱りを受けました。

その一言があって、このところ金木犀に触れていませんでした。

すると今朝、

「おい!窓を開けて見ろ。」

と 殿が知らせてくれました。

締め切っていた窓を開けました。

カーテンがなびいたその後は・・・・・・劇的です。

金色に垂れた稲穂よりも、尚一層輝く 庭の隅の金木犀が目に入りました。

「お父さん!まぁ~ホント。いつの間に~~~。お父さん、来て!来て!」

と 部屋を行ったり来たり・・・・・

かすかに・・・そして、瞬く間に、香りが部屋に立ち込めます。

我が家は叶いませんが、金木犀は、窓辺から二人で観た方が良いように思います。

一人では、あまりの匂いに、ささやかな風の運びを逃してしまいそうです。

ドキドキ

追伸 :

あなた…….意見と意思を確認し、互いに認め合う時ではないでしょうか。

老後の安心が欲しいとは思わないのですか。

「あんたは、不思議な人だ。まったく理解できんね。」

「今日は遅刻せんかったか?用も無いのに家中ぐるりと歩き回って、そんなのに付き合いきれん。」

「あんたは、100足余りの上履きを盗んだ人と同じ世界におるよ。」

「もうこれ以上、オレの時間まで盗まんといてくれ・・・」

誰の言葉だかお判りでしょうか? 已むに已まれず付記します。

. 。.。.。.。.。.。.。.。.。.。.。.。ドキドキ 。.。.。.。.。.。.。.。.。.。.。.。.

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