ふすまのように


明日は月命日です。


部屋と言う部屋を掃除して配置を整えて、
次に気になっていた照明は子どもたちに外してもらって埃を一掃して、


更に目に入るのはふすまの経年劣化⋯。


5年ほど前になりますが同時期に投稿した『金木犀とふすま』よりも増えたふすまのシミと穴。


シミは隠しようが無いので破れと穴を和紙で塞ぎました。


ポッカリ空いたところを詰めて閉じて和紙の彩りで紡ぐように塞ぎました。
以前の模様を生かして足すようにペタペタと。


「塞ぐ」「つなぐ」「育む」「編み出す」「つむぐ」などの言葉が連想されて、


見掛けは悪くてもこんな風に関係を育むことができたらどんなに良いでしょう。


イビツだらけでも物語を紡ぐ道は無かったのでしょうか?


もっともっと知恵を絞って最良の言葉で関係性を修復して家庭や物事を丁寧に作り上げますのに⋯
と。


糊の所為なのか涙の所為なのか貼った和紙が破れそうになって、重ねて塞ぎながら顔がくしゃくしゃになるほど泣いていることに気づきました。


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