沿道の銀杏が綺麗に黄葉したなぁーと思ったのは、つい数日前のことだった。
朝の冷たい風に吹かれ、黄色く縮んだ葉っぱが飛んでゆく。歩道のマンホールの上に一枚、二枚と・・・。
それを観ていると、尚、寒さが身に沁みて淋しくなってくる。秋が終わっていくのを感じる。
来春の瑞々しい葉っぱを期待して、
「春には、元気良くお顔を出してね。」
と、呼びかけてみる。
岐路に立つ子供達にだぶらせているのかな~。
アルバイト先のショーウインドウには、ポインセチアが並んでいて、クリスマスツリーの電光が可愛く光っている。
ここは、ほんのり温かい。
歩道橋の袂にあり、往来する人影が視界にすぐ入る。
日中、車の騒音を聞きながら、真っ赤なポインセチアを見ている。
気ぜわしい年末なのに、なぜか落ち着いている。(笑
受付に座っていると職場の自動ドアの隙間から、時折冷たい風が吹き抜ける。
外で舞う黄葉のいたずらかしら?突然、その扉が開くこともある。
「いらっしゃいませ!」と言ってしまって、一人恥ずかしくなる。
お客様おいでませ。そうでないと、あれこれ考える事が増えてしまうよ。
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