兄弟のなまこ獲り

 

今夜は満月です。

 
      満月ね
 

 

早朝4時、長男と次男が二人で海へ行きました。

防寒着をまとい 首にタオルを巻き 長靴を履き 懐中電灯とバケツを持ち そっくり同じ出で立ちで出掛けました。

最近次男は長男が外出する度ぴったりくっついて行きます。

長男は、昨年成人式を迎え社会人となり嬉しく…楽しく…仕事に励んでいるようです。

日頃わやじゃ君と呼ばれる次男は、なんとか欠点を免れながら高校をエンジョイしています。

二人は、お互いを理解しているようです。

「 兄ちゃんはかっこええ!」  私、「 どこが!?」

「 たあー坊、おまえだいぶ骨太になってきたの!」  私、「 どこが!?」

6時頃、台所が騒がしいので目を覚ますと、大、中の二人の姿が気忙しく動いています。

周りを散らかして、二人の手には包丁…まな板…そして、そっくり同じものを持って立っていました。

ううう…..手元を見ると寒気がします。

 

 
      兄弟でなまこ調理   大きいなまこでしょう。
 
 

二人は なまこ を獲ってきたのでした。

そばにあるバケツを覗いてみると・・・・・うじゃうじゃ! むにゃむにゃ!

あまり快いものではありません。どちらかというと いや~ん!

      うじゃうじゃむにゃむにゃ

 
 

「風は冷たかったでしょう!」

「ああ」

 

      たこも獲れたよ 
 

栗色の体に赤い斑点のあるもの。深緑や青の混じった色合いのもの。斑点が不気味に目立つ黒色のもの。

どれもイボや吸盤がぶつぶつと並んでいます。なまこの他、タコも手づかみで獲ったそうです。

以前父親から教わったとおり、二人は、なまこを調理していました。

バケツの中から取り出してまな板に置き、内臓を取り出し・・・水洗いをして 薄切りにしました。

ほら! ここまでくると 後が楽しみになってきます。

 
 
      下処理が済みました。
 
 
 

すり大根と柚子の絞り汁が入った三杯酢につけます。

柚子の皮を千切りにして天盛りします。

見た目は良くないけれど美味しいはずなのです。

朝食は、家族皆で 海の幸をいただきました。

磯の香りと コリコリした歯ごたえがタマリマセン!

ごちそうさま~!

下処理を済ませた赤色なまこは、長男が日頃お世話になっている方のもとへお届けしたそうです。

喜んでくれたかな。

私も嬉しいな!プレゼント