火の玉を見て



半世紀前のことでございます。
暗い場所からふっと飛び出し青白く揺らぎながら突っ走る火の玉を見ました。
「あれは精霊?私を見ていてね。知らないことは多くあるけれど、私にできないことはない。さあ、生き抜くぞ!」
と、突き動かされたその時の気持ちをはっきりと覚えています。
大好きだった祖父や祖母、そしてご先祖さま、すべての精霊たちが、ずっと私を見守ってくれていると感じたのでした。



実家の南の窓から見える風景は、まさに田舎です。
段々の田園が拡がり数百m向こうに低い山があってその中腹に予讃線が走っています。
深夜、その窓から火の玉を見たことがあります。
火の玉は線路とほぼ平行で、山の裾に沿って白い線を引きながら低空飛行をしていました。
青白く光るその玉はしっぽがあるかのようにチリチリ揺れながらシーンと燃え上って飛び続けました。
首を振ることは無く目線を右に左にと軽く流すだけで追い掛けることができましたので、速さもあったと思います。
私は息を呑んで見入りました。



当時私は中学校期、
一般に13~15歳は脳の知識構造、知識データベースが子ども型から大人型に変わる時期と言います。
その時期にスピリチュアルな現象を目にしたことは貴重です。
そのおかげで、目に見えないことや科学では証明できない世界をすんなり受け入れることができます。
現状に捉われないその向こうに、幸せや豊かさのキッカケがあると思っています。
目に見えるものは大切だけれど、目に見えないその奥に未来を創り出す力が有ると信じています。



私たちの魂と魂の繋がりや霊的なもの、運命、偶然の出来事などを何らかのメッセージとして信じます。
スピリチュアルに強い方に出逢ったら、その経験を話してみようと思いながらまだ話す機会を得ていません。






毎日色んなことがあって、人としての感情が揺り動いていますが、
根っこの部分が揺らいだことはありません。
めーいっぱい生き抜くぞ!
新しいことを学ぶことは楽しいこと。
今まで知らなかったことが分るということは嬉しいこと。
これからもそうだと思います。
私の心と身体はワクワクしています。



私は知らないことが圧倒的に多く、
友人との会話にしても、書物においても
こんなにも知らない世界があるのかと
ビックリの連続です。
なので、
何気ない日常をこれからも積み重ねていくと思います。





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