赤ん坊ロス

11か月の孫が、帰ってしまった。

滅茶苦茶 静かになった。

私は、日頃使うことの無い食器を食器棚に仕舞っていた。食器の重なる音が響いて、思わず 孫が起きちゃう!と、頭をよぎったりして...。

なぁ~んだ。気遣うことはない。

夫は、リビングに転がり「面白い番組が無い。」と言いながら、壮観なドキュメンタリー番組を見ていた。

TV画像は、大草原に蟻の群れ?と思いきや100万頭を超すヌーの大群だった。

『素敵な景観ね。だけど、見てるだけでいきものの臭いが立ちそうね。私は、年の瀬の買い物の帰りに、とても素敵な景色をこの足で見つけたよ。滝の宮公園の第2展望台入り口知ってる?...』と、話し掛けた。

「その話は、長いんかい。あんたの話は聞きたくない。」と、不機嫌な顔をする夫。

『それは、無いでしょう!!』

家族の衣食住を責任もって淡々とこなせば、私の役目はおしまいですか?

私が何を見て、何を感じ、どう思っているのか、話してはいけないの!!

この年末年始、私の考えを発言したことがあった?

孫とはしゃぎながらニコニコ笑って、ず~~~っと受け身だったでしょう。

このワタシ、人間としてまともな会話をしていないのよ。

と、言いたいけれど 年始早々 場を濁してはいけないので、なお一層 寡黙になって昼食の支度をしていた。

子どもたちは、目覚ましい発達をしていると言うのに、夫と私の関係は、この三十数年ちっとも変っていない。

『一挙に孤独に...むなしく...苦しく...なったわ。』と、精一杯つぶやいた。

そこへ、ウォーターを片手に末娘の登場。

「男と女は、脳の構造が違うのよ。起承転結、話に必ずオチを求める男と、雑多な よもやま話が好きな女。」と、娘が言うと

「それ見ろ!」と、勝ち誇った夫。

「父さん!トラブルを回避して!発展途上も大概にしてや。30年経っても、女を理解していない。女性の話に耳を傾けることを習得するべきよ。お互いを完全に理解し合うことはおよそ不可能だけど、いい加減、敬意と信頼のパートナーシップを築いたら!」と、すかさず娘が言った。

そして私に「全ては、赤ん坊ロスよ。」と。

まぁー、素敵♬

母さんは、貴女を頼もしく思うわ♬

彼女は、昨日の我が家の新年会で、

「あけましておめでとうございます。みなさま、お集まり頂いてありがとうございます。今年も素敵な年となりますように!それでは、乾杯!」と、殿の役をさらったのでした。

と言うことは

『老いては子に従え』かな。

滝の宮公園第2展望台入り口

新居浜を臨む

木漏れ日

こうして、ちっちゃくなっていくのね。。。

一緒に暮らしているとはいえ、社会人となった長男と話をすることはメッポウ少なくなった。
それでも、様子伺いの質問をすると、よく話をしてくれる。
会社のこと、友人達のこと、彼女のこと、などなど、端的に話をしてくれる。
いいアドバイスもコメントもしてあげられないけど、「 ふん、ふん 」 といいながら、聞くのはとっても楽しい。
ありがたいことに、感謝の辞もきちんと言えるようになって、“よいしょ” もしてくれて、ほろっ・・とすることもある。
しかし、楽しいと言ってばかりではいられない。
というのも、あんにゃろうめ、私に説教をするようになったのだ。
先日などは、
「 父さんは消防? 父さんがおらんかったら、晩ご飯手抜きじゃね。」
「 その口、香ばしいね。あなた達を大きくする役目は果たしたわ!お父さんを大きくするのが私の努めじゃけん!」
と、言ってやったら、
おぉー♪良く言った!!」
と、瞬時目を輝かせエライ感心しているようで、思わぬ反応でこっちががびっくりした。
さらに数日前。
「 お父さんって、旅行の準備も一人で出来ないんだから。。。やっと、無罪放免!」
すると長男。
「 そんなこと言よったら、母さんの人生 大損するよ。」
「 はい。ありがたくお世話をさせてい.た.だ.き.ま.す.。」
そして今日・・・。
日曜日なので、家族が起床する時間は様々。
作りたての香りと色を見せたくて、
「 ごはんよぉ~!」
と、呼ぶが 子供たちはなかなか顔を見せない。
大幅な時間差でだらだら起きてくる子供達・・・。このような日は、時間差攻撃で朝ごはんをテーブルに出し続ける。
朝6時から弁当を作りだし、それから昼食の片付けまで、台所に再々立ちっぱなしとなる。たまったもんじゃない。
夫が朝食を摂り弁当を持って仕事に出、その1時間後に「部活がある~」と慌しく起きてきた次女が美味しそうに食べてくれる。全部食べていいよ~。
続いて起きてくるだろう子供達の朝食の用意をしておけば良いものを・・・そのちょこりんと空いた時間にBlog仲間のもとへ訪ねていく。
昼前に次男、相次いで長男が起きてきたので、ちょうどいい按配に温まった前夜のカレーライスをテーブルに出した。
早朝茹でたブロッコリーはもう無くなったし・・・この二人にサラダが付かないのはカワイソウね。
そこで、レタスとパプリカのヨーグルト和えを作りだす。
カレーを食べ終わった二人は顔を突き合わせながら、かわり番こに小さいゲーム(任天堂なんとか?)とにらめっこしていた。
はい!サラダ。」 あ、間に合った!と、テーブルに置くと
え?ありがとう・・・母さん、賭けじゃね。僕らがここでゲームしてなかったら、このサラダ!食べることは出来んかったんよ。」
なお大きな声で、
「 母さんの人生は賭けそのものじゃねぇ。」
ムム。(怒
でも当たってる。(反省
「 母さんが昼食どきじゃと思ったけん、カレーを頼んだんよ。僕らはいいけど、ちゃんと父さんの朝食に付き合いよるで!!」
父さんとの時間を大切にせないかんよ!!」
「 もちろんよ♪・・・ 」 あっ!その時、弁当を作ってるぅ・・・・・。
老いては子に従え!?
まだ老いては無いけど・・・こうして、母は 小さくちっちゃくなっていくのね。。。
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チューリップオレンジ チューリップ紫 チューリップピンク