誰と住むかが重要ね

理想の家について書いてください。



本業が『皆様のお気持ちに寄り添う住宅づくり』その関係なものですから、今回の日替わりお題は、とっても面白く興味を持ちました。
回答の表示欄をひとつ一つ読んでいると皆様が何を重んじるのか、皆様の琴線に触れる住まい感に触れることができました。



夢に溢れているな〜って感じながら細やかな条件を聞いていると…なるほど。ごもっとも。素敵!ってうなっていましたよ。
なかでも
「家族全員が笑って暮らせる空間!」
って、書いている方がいらっしゃいましたよ。
それ、私も理想です。




住んでいると不都合なところが多々現れるものです。
私はね。
理想と現実のはざまでハテ?と思った時、住めば都って感覚で折り合いを付けてきました。



理想の住宅を吟味して研鑽したとしても、いざ住んでみると不具合な部分はその折々発生します。
何件建てても思い通りの住宅は難しいと聞きますよ。



住んでいる家がライフスタイルに合わないとか、フィーリングが合わなくなったとか、
そんな時こそ
「ココにいると何となく話が弾むな、居心地が良いな」
って感覚が大事だと思うんですよ。
つまり、
どんな家に住むかということよりも、誰と住むかが重要かなって思います。



過去に、
何度も持ち家を建てて、それらの家を賃貸物件に変えて賃貸収入を得ながら現在はウサギ小屋のようなバラック建てに住んでいる家主に会ったことがあります。
資産は別として、思い通りに何度もチャレンジした挙げ句思い通りにならない生き方を経験してきたようです。
極端な話でしょう。でもいらっしゃるのです。



家庭そのものに夢を持ち家族との関わりに切磋琢磨できることが幸せだと思っています。
そして、その想いを育む私達を暖かく包んでくれる家が何より最高ですよね。



初めて家の購入を考える方、理想の賃貸を探し当てた方、「ココにいると何となく話が弾むな、居心地が良いな」
って感覚を大事にしてくださいね。



以前に個人的な理想の家について書いているので、今回は脇で見ている感覚でお題に答えてみました。

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