「雨が花を散らしてしまう。まるちゃん、はよぉー、見においで。」
数日前から、母が私の里帰りを待ちわびていた。
風と陽を受け東へ東へと、産業道路や農道、そして山道およそ6kmを自転車で走った。

実家の周りは田植えがはじまっていた。
「2月にはサザンカが綺麗に咲いとったんよ。今はほらハナミズキが綺麗じゃろ。」
ハナミズキが咲き開ききっていた。 私を待ちわびていたんだな~。。。
実家は山に囲まれている。庭から眺める風景は、予讃線の電信柱が立った以外は昔も今も変わらない。


父が山から筍を掘ってきてくれた。母がスナックエンドウをもぎ取ってくれた。
家路へ急ぐ風はちょっと冷たく鼻水をすすりながら帰った。
道々、幾重にも折り重なる山々の色合いはとっても素敵だった。
わぁー、山の頂上に雪が降ってるぅ。 昨夜は寒かったもんなぁ。