一寸先が見えない時

職を無くしたー。
一寸先が見えない。

私は、未来を思い描いて、この数年半端ないほど努力した。
未来を見つめて ジャンジャンバリバリ ただただ頑張った。
だけど、
その未来は、道半ばにして無謀にも崩れた。今、何も残っていない。
想いの丈を注いだが、園児の柔らかいお尻もほっぺも 今この手に触れることは無い。
小さな子どもたちのそれぞれの成長を喜んだあの時間は貴重だった。
組織に染まる事は、簡単ではないとつくづく実感している。

夫は、組織に依存せずに生きている。
心乱れることなく貴重な時間を自由に生きている。
私は、それを羨ましく思いながら 尊重している。

友人Sから誘いを受け、ランチにいってきた。
友の私的環境は、半年合わない間に悲喜こもごもであったが組織の中で公平に立っている。凛とした姿はカッコイイ!

彼女の言葉を振り返ってみた。
彼女は硬い言葉は使わないけれど、要約すると下記のとおり。
「何が間違いか?何が正しいか?自分の意思は大切にしなければならない。が、人と接するときは、関係ない。職場では自分の思い以上に、目の前の人の喜び悲しみが重要だ!多勢に無勢のときこそ、勢の権力の暴走は許してはならず、まずは、常に少人数の意見をも聞く姿勢を持たなくてはならない。心に余裕を持ち、次に公平に視て、指摘し、是正していかなければならない。」
と。
母ちゃん的思考を持つ人だ。立場をわきまえながらも公平な人だ。

彼女は私との会話で“日々のよしなしごと”を語れるので嬉しいと言ってくれた。
私も好きだなー。これから先もこの友と会える時間を大切にしたいと思う。
そうね~。そうね~。とうなずきながらコーヒーを飲んだ。

私はシンプルに生きたい。
一寸先が見えない。暗いトンネルで孤独になるな!
一寸先が見えない時だからこそ、軌道修正をしなくっちゃ!

さー、80㎞離れた長女のもとへ 数日行ってきます。

職を失った今、コロナ事情を気にせず心置き無く行けるわ。

 

 

さて、さて

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色々と大変な事になっている世の中だ。
職場では、清掃作業が徹底され、
始業前 昼間 夕刻、玩具・床・手すり等に除菌液を吹き掛けて、念入りに拭き掃除。
そのガイドブックや職場のフローが見直されたり、日常の生活についての御定が発令されたり
日々、変化しまくりで過ごしている。

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夕刻の消毒拭き掃除をしている最中に、婿殿から珍しく連絡がきたと思ったらその内容は深刻だった。

娘は、連日夜泣きをする子どもを婿殿に託して、雨の降る中、傘を持たずに泣きながら家を飛び出したという。

そのSOSを受けて娘家族の緊急事態と察し、こりゃ~大変、娘のところへ!と 私は、逸る気持ちを抑えることが出来なかった。

次の日は耳の不調で病院の予定があり有給休暇を頂いていたので、

事の次第では宿泊することを考えながら、上司の了解を得る前に80㎞ノンストップで松山へ行ってしまったのだ。

ほぼワンオペ育児で苦しんで悶えている娘を案じた。

健全な精神は健全な肉体に宿るといわれるとおり、睡眠不足だと的確な判断が出来なくなる。

私が着くと、

娘は家に帰っていて、濡れた髪をタオルで押さえながら何事も無かったかのように気丈に振る舞う。

「かあさん、いらっしゃい。ゆっくりココで休んで帰ってね。」と。

離乳食が快調に移行し、次々と食べれる食材が増えていることを嬉しそうに話す。

娘は、心配をかけまいと 気丈に振る舞っている。

私は、お手上げ状態の婿殿に、

「突飛な行動をした娘は貴方に安心して甘えているのね。SOSを発することは、決してマイナスでは無いので、私にドンドン甘えてね。不安は、不安を呼び込んでしまうのでプラスの発見や、笑顔で語り合う時間を少しでも多く取って頂けると嬉しいな。」

といったことを そっと 話して一夜で帰った。

もうはや、私の行動は園長の知るところとなり…

「コロナに対しての認識が全職員と違います。発症している市へ行くには皆さんは相談有りますし、申告します。どなたも自粛はしています。
何かあっては遅いと思いました。私は、子どもたち、保護者、職員、地域を守りたいです。退職して頂くよう決めていました。
…書類は、出来次第送らせて頂きます。」

と言った内容のLINEを園長から受信した。

さてさて、深呼吸をしなきゃ。