瑞々しいほおづきの旬を見過ごしちゃった。
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陽が落ちるのが早くなったね。
今日の夕刻の海だよ。
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青々とした稲の上を雨がさっと通り過ぎていった。
濡れた塀に空蝉がしがみついているのを見つけた。
抜け殻をじっと見入った。生きている姿を見過ごしていた・・・。
一雨も二雨も欲しい盛夏、この蝉に出会いはあったのかな。
稲は雨で育ち、人は出会いで育つ。
道の向こうに虹が出た。
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ボーーー!! 船の汽笛が鳴った。
目覚めて濡れ縁に立つと深い霧がかかっていた。
10m先が霞んでいる。畦道に行き交う人は居ない。
深呼吸をして、霧から霞へと彷徨って歩いた。
一面に春が広がっている。
歩いても歩いても体は温かくならなかった。我が家が見えてきた頃、前髪がしっとり濡れていることに気づいた。
プランターいっぱいに咲き誇る桜草が見えた。一月の大寒の真っ只中、数枚の葉の時に母からもらったものだ。
花びらと花びらが重なり合って咲いている。その花の陰に沢山の蕾がある。
可愛いくて綺麗なピンクの桜草を愛でている瞬間も刻は流れている。
私は言葉に出来ないくらいこの刻が好きだ。
玄関先に筍が置いてあった。段ボールの中に太くて大きいものから小っちゃいものまでゴロンゴロンと入っている。
父が持ってきてくれたんだー。この交通事情の中、どうもありがとう。




窓には、三寒四温と言われる通り、温かい日差しがさしていた。
歩くと気持ちが良いだろなぁー。
桜の見ごろは短い。
急に思い立ち、黒島公園・国領川河川敷・滝の宮公園へ行ってきた。
どちらの花も満開だった。
特に国領川沿いの桜並木は壮観だった。あまりの美しさにパチリと数枚。
友人と肩を並べ ぶ~らぶら。
桜と空を眺めて たそがれてみた。
花見をする人も 道端のあちらこちらに咲く草花も 生き生きとしている。
春だなぁー。
一面青々とした芝生の上で、氷結とピーナッツで楽しんだ。
乾杯!
生い立ちを知る私は、長い苦労のご褒美だと友人を讃えた。
彼女は私の存在が嬉しいと言ってくれた。
嬉しかった。
私は、存在感のある夫に もっと もっと 感謝をしよう。
・・・
・・・ 
東日本大震災が起きて1年が過ぎた。
生かせていただいていると改めて思う一日だった。

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