久方ぶりのテゴ



充実した生活は、夫のおかげです。
極めて寒い中、タイトなスケジュールにも拘わらず夫はいつもと変わらず綺麗な仕事をしています。



ずいぶんと久方ぶりに、夫のテゴに出ました。
カーポートの屋根を張る作業の手伝いです。
寒さに立ち向かい、脚立に登りクルンと巻いた屋根材を伸ばしながらインパクトでネジを締めていきます。
風が強いので、屋根材がなびきます。
押さえる力が弱くてポリカーボネート板が跳ねて顔の横を擦り抜けて行きました。
オーコワ!



無事に終えました。
むっちゃ寒かったよ〜❄️
なかなか、体が温もりません。
今からお風呂です。
ゆったり肩まで浸かって、冷えた体をほぐします。

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超合金!

夫のテゴに来ている。久しく手伝っていないので、部材を持つ手が、脚立に股がる足が、こわばっている。

おー寒~~~
おー痛ってってって~~~
頑張ってっこ(行こう)~
頑張ってっこ~
あなた、超合金❗
ワタシ、超合金❗
テゴ、頑張ってっこ~~~✨

o~samu!

息子夫婦の披露宴では、息子のラグビー仲間が『ハカ』を勇ましく踊ってくれた。
昨夜、その画像を孫が何度もリピートするものだから…。
夫のテゴに来ている今、そのリズムが、乱舞する。
夫を讃え、自らを鼓舞し、リズムに合わせて足を踏んで体を叩き、寒さを堪えたよ。

テゴ

夫のテゴに来ている。

久しく手伝っていないので、部材を持つ手が、脚立に股がる足が、こわばっている。

「高いとこ平気な妻で良かったね。」と言うと、

『のせたら何処までも上るけんのう。』だと。

まるでアホやんか。

そりゃ~、ワタシうぬぼれで生きているようなもんだからね。

テゴ

てごに出ました

暇さえあれば『 眠た~い!』とつぶやいている私です。

田んぼの準備が進んでいます。

朝から耕運機の音が賑やかでした。

『これじゃ、昼寝にならないわね。』

「おい、ぶらぶらするのもエエけど、ちぃと てご(手伝い)してくれや。」

と、夫に頼まれました。

夏びよりの空の下、夫の仕事を手伝いました。

現場は、田んぼに囲まれた住宅地、丹原でした。

太陽がこれまた近い!ホント近く感じられます。

大きな荷をトラックから下ろし、順序を考えながらカッターで梱包を次々ほどき、

脚立に上がったり下りたり、穴を掘ったり、セメンを練ったり、インパクトを差し出したり・・・

私は、すっかり干からびてしまいました。

『帰るぅ~~~。』と、言い出せず。。。

トラック一台で一時間掛けて来たんだもの。先に一人、どうやって帰るのよ・・・。あー、耐え難い!!!

「おい!しゃんしゃん動けや!せっかく来とんじゃけん。しっかりてごせえや。そうじゃ!もうひとつのインパクト出して締めてってくれ。」

『いや。それはしたくない。』

私の答えは分かっていたらしく、あっさり諦めて、

「やっぱり、Bじゃのう。」

と、夫から久しぶりの言葉を聞きました。

『B型のどこが悪いのよ。嫌なことはイヤで何がいけないの。私は職人じゃないわ。こんな気の利く可愛い嫁さん、どこばりおらんよ!!』

と、数年前まで良く言い返していましたけれど、今日は流すことにしました。

「重たいもんは鉛筆じゃけん。」という理由で、夫が大手企業を退職して二十年近くになります。

その後、体力勝負のこの仕事を頑張ってくれています。

私は十数年、育児をしながら夫のてごと新聞配達をしていました。

末の子が小学高学年になった頃、

『てごは、私のしたい仕事じゃないの。』と、友人からの誘いを機に事務職へと変わりました。

その後、諸事情があるにせよ、私はころころ転職し、一つのことを頑張り通す難しさを痛感しています。

旧東予市にある仕入れ業者へ、ご挨拶を兼ね部材の注文に立ち寄りました。

その門の数百メートル手前には、長い紫陽花の通りがあります。

トラックの窓を開け風を受けながら、まだ咲ききっていない紫陽花を眺めました。

あじさい通り

私は力無くトラックの助手席に座り無言で帰ってきました。

数反、田植えが済んでいました。

水をたたえた田んぼの夕刻の風景が素敵でした。

水の入った田んぼ

今年の梅雨は、豪雨ではなく普通ぅに雨が降りますように。。。

私、はやく適職を見つけなきゃ。真夏のてごは、まっぴらごめんよ。

LOVE音楽