黄葉

市役所通りには高さが10mほどある銀杏の木が並んでいる。

その並木の黄葉は、今年はまずまずだったと思う。

縮んだ葉っぱが11月下旬からひらりひらりと散っていくのを出掛けた折々に見かけた。

約半月ほどかけて散っていくその葉は、落ちかけると厄介なもので、落ち葉の清掃作業が大変そうだ。

近頃、枝には殆ど葉っぱが無くなった。

良寛和尚の俳句に『裏を見せ 表を見せて 散るもみじ』と言う有名な歌がある。

目の前にもみじがハラハラと音もなく散ってゆく、そんな光景が浮かんでくるような美しい歌だ。

良寛は「全てを受け容れる事の大切さ」を、この歌に示されているのだ。

と、過去に中学の教師から教わった。

例えばもみじの葉一枚にしても「表」と「裏」がある。

表が綺麗だから裏は必要ないと言って裏を無くしてしまえば、折角の綺麗な葉の表も存在しなくなってしまう。

人間は、自分の都合の良いものに執着して都合の悪いものを遠ざけようとする傾向が強い生き物だが、この俗世間の全てのものは相対的な関係で成り立っている。

長い人生のあいだには、楽しいこと、苦しいこと、嬉しいこと、いろいろあるけれど、その全てをありのままに受け止めることが人生でもあり、人生の豊かさだ。

と・・・。

惚れ直したわ~♪

 

仕事中、夫よりメールが入った。

「大量の魚を貰った。今晩は煮付けを頼む。」

そりゃ~、釣ったお方の喜びをお察しすれば、美味しく料理をしなければなるまい。

「りょうかい♪」

と、返事をするが・・・

帰宅後の大変さが脳裏をよぎる。

今朝は、いつも以上に時間に追われて家を出たので台所は氾濫だ。

まず食器を洗い、シンク周りを片付けて大漁(?)の調理じゃね~。

と想像した。ちょっと苦痛だった。

 

ところが、帰宅してびっくり!

なんと、夫が食器を洗い!! 魚を見事に捌いていた!!

さっすが、お父さん!

釣った人の気持ち、釣られた魚の使命、ちゃんと解っていらっしゃる♪

「惚れ直したわ~♪」

頂いた魚はアコウ、ホゴ、グチ。

グチは三枚に下ろして、半日、外気に干していたので塩焼きにした。

高級魚のアコウとホゴは煮付けにした。

もう私、、、テンション上がりっぱなし♪

 

美味しく、美味しく、家族みんなで頂きました。

おっと、画像を!

すっかり食べきった後ですが、申し訳ありません。

アコウとホゴの煮付け

どんなにおだてても平然としている夫だった。

 .

『ノルウェイの森』

娘は、ず~っと以前から松ケンファンです。(「DEATH NOTE」のエルを演じた頃から)

「世間はついに松ケンの魅力に気づいたか!」

などと、叫んでいます。

その娘と『ノルウェイの森』を観に行きました。

松山ケンイチさんは驚くほどワタナベ君でした。

いよいよ終盤、雑踏の中、ワタナベ君が電話で緑に告げます。

「世界中に君以外に求めるものは何もない」

この言葉が唯一です。

そこに至るまでの

決して癒されることのない、悲しみを抱えた若者たちの姿が痛々しかったです。

精神疾患の兆候がみられる直子の言葉 、

「人は19歳と18歳を行ったり来たり・・・」

が印象的でした。

帰る道々お互い感想を述べ合いました。

娘は、

「心身共に「?」の世界じゃ。」

と。

「私の娘は心身共に健康で良かった。」

と、ほっ。o〇 胸を撫で下ろすのでした。

新婚当初、ノルウェイの森を読みましたが、村上春樹のいわんとするところがよくわかりませんでした。

印象がよくない本でした。

作者は思いつきを綴り合わせたにすぎないと思ったし、

男女ふたりの意識がいくらずれていようと一向に構わない無頓着さが許せなかったし、

世の男の身勝手さを象徴しているかのような作品であると、憤りさえ感じたことを思い出しました。

ですが、

映画化されて鑑賞することにより、新たな読み方ができるような気がしました。

今あらためて、ああ・・・こういう事だったのかって感じることができました。

1度目から2度目、2度目から3度目と、読むほどに印象が変わっていく本なのかもしれません。

「ワタナベ君は優しいね。」

の娘の言葉で気がつきました。

著者と一体に感じるワタナベ君は、身勝手じゃなかったようです。

どうやら女性の方が我がままなの?と・・・。

人間って私が思う以上に本来複雑なのかもね。

私も許容範囲が広くなったのかしら?成長したのかしら?

いや、わたしの頭は男なのかもしれません。

ボケの始りか・・・(汗)

 

私、ボケの始りか・・・。

日曜日午後8時、息子の制服をクリーニングに出したままなのを思い出した。

夕刻、取りに行くのを忘れたのだ。

さぁーーーーーと血の気が引いた。

あら、あら、あら、どうしよう~~~。

息子は、バイトからまだ帰っていない。

クリーニング店に電話をするが不在!あたりまえよね。。。閉店時間だもんね。

担任の先生に事の次第を伝えて、翌朝の登校時、夏の制服もしくは作業着の着用許可を貰った。

先生云う

「お母さん、時間厳守は大切ですが、本人はどう思っているのでしょうか?遅刻をしてでも身だしなみ整えて登校したいと言うのであればそれも可かと思います。」

何、遅刻推奨?

先生、寛大?

本人の意識優先?

三ヵ年皆勤をねらって登校してきたけれど、わけあって(理由あんの?)無断欠席をして以来、

本人の時間厳守に対する意識は低くなっているかもしれない。

まもなくバイトから疲れて帰ってくるだろう息子の気持ちを考える。。。

まっ、いっか!

兎に角、息子に謝って、、、本人の判断に任せましょう。

先生の言葉で、クルクル慌てていた私の頭も楽になった。

単純ね。

今まで、子ども達に厳しく接してきたのに、随分甘くなってきたわ。

自分にあきれるわ。

その夜、息子の怒りは激しかったが、夫の一言で静まった。

「クリーニングは自分が管理せい!出してもらうだけでも有り難く思え!!」

翌日、息子は遅刻をした。

 

それって、あり?(汗)

 

息子がバイトしている「れんが亭」が今月で閉店するらしい。

「時間厳守で感心な息子さんです。」

と、唯一褒めてくれた店主であり、色々とお世話になったお店なだけに寂しいことね。

 

 

星を眺めて

星を眺めて・・・

職場の愚痴を友人に漏らしたばかりの自分を責めてしまいました。

映画「十三人の刺客」を公開初日(9/25)に観た友人が、「まるちゃんは観んほうがええわ。かなりグロいけん。」

と、当初言っていたのに、

「やっぱり観たほうがええよ。アホくさくなるほどの超バカ殿なんよ。」

と、今夜は言いました。いったいドッチなんよ。

「血と縦の流れと恩義を重んじる武士の世界。主君に仕えて仕えて、仕え倒してこそ男子の本懐。サラリーマンは、まさに武家社会の縮図よ。」

と、熱烈な話になりました。

そっか~。。。

現況、

「何方かに仕えたい」と言っていた私には、もったいないほどのお方。

もう少し頑張ろかー

って、思うのでした。

いよいよ、明るい星の多い冬の訪れですね。