チグハグ


ソファのカバーを夏仕様に変えました。
以前から布地は準備していたのですが、なかなか手が回らなくて1週間ほど前にようやく完成しました。
表は、大柄なクマ模様が可愛い 綿麻生地です。
裏は、ドット柄のすべり止め生地です。
縁にレースを施しました。
寝転ぶとサラッとして爽やかな肌触りです。


このソファは夫のお気に入りの場所です。
もたれ掛かったり寝転んだりもはや夫の所定位置になっています。


孫もこの場所が好きでカバーを変えたことをいち早く気づき顔を寄せて寝転んで大喜びをしていました。
ですが、じぃじの圧に負けています。
孫を抱き上げ「高い高〜い」を装い両脇に手を入れ頭上高く持ち上げたかと思うと、孫を下へ下ろし夫は断固として譲りません。


「おい、茶くれ!」と、まあ〜、その位置でますます頑固親父の風を吹かせています。

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今朝は遠方へ(夫が)仕事に行く日なのでいつになく早起きしてお弁当を作っていました。


カウンターキッチンからリビングに居る夫の生活音は良く通ります。
新聞を呼んでいる音とか、扇風機の強弱ボタンを押したとか、よく聞こえるものですからアッチもコッチのことを察していると思いながらの朝の時間です。


私が卵を割っていると
「この白いのは除けてくれんか」
と夫。
「卵の白身を取り除くのね。よれたりしないように固定する役割の部分よね。濃厚なタンパク質なのに要らないの?そう了解。」
と私。


結婚して30数年こんな依頼は初めてだわと思いながらリビングの方へ確認に行ってみると⋯。
夫はソファのカバーの裾のフリルを煙たそうに眺めています。


卵を割ったときに見える白い殻座のことだと思って話をしていたのですが、どうやら違ったみたいです。
白いレースを切り取りたかったようです。


「生地の相性が悪くてよれるからミシンで上から叩いたのよ。その時ミシンの走りをよくする為に滑り止めの生地側にレースを噛ませたのよ。」
と説明をしていると、
「聞いた!何度も言わんでいい!よれるんよの。それでも切ってくれ。」
と、夫。


「譲り合いましょう。それは許してよ。」
って、リビングに夫好みのポスターや額(新居浜太鼓祭り)を飾ることも妥協しているのに、
このカバーを作るまでに何ヶ月掛かったと思っているの😏😭😉


最近、チグハグな会話が多くなりました。
「よれる」は聞こえていたのね。
どうやら夫も耳が遠くなったようです😅
加齢なのか、難聴を伴う病気なのか、はたまた耳垢の詰まり?
「私と耳鼻科へ行ってみましょう」
と誘うのですが、全く聞く耳を持ちません。


え?ストレス?それは無い無い!どんなストレスがあるって言うの😥💦


「この白いレースじゃ」

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