母は先週弟と伴に、特別養護老人ホームに入っている父に会いに行きましたが、
その時の父の様子がこれまでと違うことに母は不安を覚えているようです。
「まるちゃんも会ってみて。じいちゃんは手をトントンと震わせて…脳外の受診をしたほうがえんじゃないんかいね。」
と言うので、今日の面会を施設に申し出ていました。
前回までは、車椅子に乗った父がヘルパーさんの介助で会議室へ入ってくるシチュエーションでした。
軽快な登場とは程遠いものの、「じいちゃん!じいちゃん…」と、呼び掛ける私達と目が合うと父の不愉快そうな表情は緩んでいることは見て取れました。
ですが、
母の言う通りでした。
私達は部屋に直接案内され父の寝ている姿を眺めるばかり。
トントンと心臓と同じ早さで規則的に動く父の手を母は握りしめますが、その動きは止まることはありません。
施設内で父の症状を診てくれている内科医がいらっしゃいます。
この症状をどのように診ているのか教えてほしい旨を伝えて母と施設を出ました。
「まずは、かかりつけ医の意見を聞くことが大事でしょう。素人では分からないから。」
と、車中母をなだめて帰りました。
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