夫はとても大きな手をしています。


暖かくて頑丈に包んでくれる手です。


働き者の手です。


手をつなごうと布団をめくったら装束を着ていました。


私の指を絡ませる隙間はありません。


もう私の手の届く処に居ないのだと…


また泣いてしまいました。


夫は、ぽっくり逝ってしまいました。

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