チョコバー

理想のチョコバーについてお聞かせください。



経済が好景気に沸き始める頃、私は社会人になりました。
上司はお金の使い方が華やかで、仕事上がりに何かと名目を付けて職場仲間を「バー」の看板を掲げる場所へ連れて行ってくれました。



カウンターでバーテンダーによるカクテルや水割りなどを提供し、純粋にお酒を愉しむ処でした。
私は未成年ですので、一口ふた口…と、口にふくむのはヌルいサイダーでした。
キリッと冷えて冴えた飲み口のカクテルを当たり前のように飲めるようになったのは数年後でした。



その時代に、
ビターなチョコレートはもちろんのこと、ミルクチョコレートやカカオバターの香りが効いたホワイトチョコレート、そして、ザクザクとした食感などの提供が有れば、もっと楽しい空間になったことでしょう。



カウンターにチョコレートを全面にコーティングした棒状の駄菓子が並び、さまざまな味わいが楽しめるチョコレート大盤振る舞いの「バー」を想像しました。



それこそ、チョコレートバーですね。



そんなチョコバーがあれば、当時のうら若き乙女も喜んでお伴をしたことでしょう。

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