ツバメは今 盛んに巣立ちの時期ですが・・・・
職場で向き合っている親子は、まさにその巣立ちのときです。
自ら空に羽ばたこうとしているのか?
追い出されると思っているのか?
今 旅立つとき
その大切な瞬間なのだと自覚して欲しいなー。
希望をこめて
朝、メッセージカードを作りました。
.
.
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午後から
みんなで 励ましの言葉を書き記していきます。
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❤
ツバメは今 盛んに巣立ちの時期ですが・・・・
職場で向き合っている親子は、まさにその巣立ちのときです。
自ら空に羽ばたこうとしているのか?
追い出されると思っているのか?
今 旅立つとき
その大切な瞬間なのだと自覚して欲しいなー。
希望をこめて
朝、メッセージカードを作りました。
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午後から
みんなで 励ましの言葉を書き記していきます。
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末娘を広島の学生寮まで送った。体を揺らし大きく手を振っている娘の姿が、だんだん小さくなる。胸がキュンとなった。
しまなみの夕日は格別だった。
夫がハンドルを握りアクセル全開で夕日を追いかけた。
春へ向かってばく進しているかのようだった。
未来ある娘よ!多く學んで社会に役立つ人となれ。師に友に恵まれ幸多き年となれ。
.❤
夫は、祭りが終わり運営委員として残された課題が多く、まだまだ本業に専念できないようだった。
私は、片づけがほぼ終わり法被のクリーニングの仕上がりを待つばかりになった。
祭り前に、やっと娘の採用試験の最終結果が出た。不合格だった。
数日たった今も夫婦は 気落ちしている。
『すまんの。』と何故か謝る夫。
『娘の為に何もしてあげられなかった。』と私。
多忙な夫と手持ち無沙汰な私は、長女のことをあれこれ話し合っていた。
娘は、
「保育士になる想いは強いけど、私には公務員になるという信念が足らんかったんよ。」
とか、
「二次の合格者5人で集団面接をした時、皆の気迫はそりゃ凄かったわ。」
とか、
「私に力が無かったんよ。これ以上心配せんといて。」
などと、私達夫婦の会話に一言、一言、添えていた。
私は気を取り直して振り袖姿の写真を眺め、
『これ、可愛い!この写真。』
『お父さん、これよこれ。昔でいう釣書に添える写真ってこんな感じかしら。ホントお見合い写真に良いわねぇ。』
「履歴書の心配から釣書?!もういい加減にして!夫婦で勝手に楽しんで!」
と、娘は呆れ顔。…と言うより怒っている。
そこへ、長男が、
「ワシ、結婚申し込んだ。受けてくれたけん来年結婚する。」
『え~~~~~!』
家族皆、目が点。。。
一つ年下の彼女さんと付き合い始めて10ヶ月足らず。
「こんにちは。」『いらっしゃい。』
「おじゃましました。」『は~い。』
と、私は、玄関で数回挨拶を交わしただけ。
目が合うことがあってもそれ以上の会話をしたことが無い。夫は、まだ一度も会ったことが無い。
「先方のご両親に挨拶してきた。」
『まぁ~。私達は最後。どちらのお嬢様か、どんなお人柄なのか?全く知らんわ。』
「機会は何度もあったのに、話し掛けんかった母さんが悪い。」
『まぁー。まぁー。まぁ〜~。』
『あなたの機転の無さを棚に上げて私が悪いって言うの。』
『まだ若いから楽しく遊んでるって思ってたわ。あなたは、まだ22歳よ。早すぎるわ。』
まだまだ私の側に居てくれるって思ってたわ。気を落ち着かせて。
『あ、できちゃった婚?』
「ちがう。」
彼女さんにとってみれば、プロポーズは一生もんだから・・・感動している最中にケチをつけたら可哀想よね。
でも、でも、でも、息子に尋ねてみた。
『 他の展開は 考えられない? 』
「全くない。これしかない。」
夫に何か言ってもらおうと、顔を見た。夫は黙ってすっかり冷え切った茶を飲んでいた。
夫は家族皆の視線を感じたらしく一言。
『近く会う日をセッティングしろ。』
「観て学習しとこね。」と、つぶやく次女の声が聞こえた。
隣でうなずく次男。
双子っちは、これまでの一部始終を冷静に見ていたようだった。
はてさて?何を学習するっていうの!
『結婚って、個人同士良ければ円満ってなもんじゃないのよ。親族と親族がつながるってことなのよ。』
『ご縁があれば 自然に導かれてまとまるものなのでしょう。』
と、私は自分の動揺を取り繕って、さも締め括ったかのように台所へ行った。
すれ違う長女に、
『あなたは、さき急いで結婚することより、自立することを考えようね。』
「はい。」
と、長女は返事良く、流れが変わってふふふっと嬉しそう。
お風呂の湯につかってユックリ考える。
気になることは山ほど・・・
先様は、こちらのことをどう思っていらっしゃるのかしら?
息子は全くロマンチストではないから、プロポーズどんなだったんだろう~。
気の利く言葉、言えたかしら?
きっと直球だわ。あー、目に浮かぶわ。私の記憶を辿ってそう思う。
生意気なヤツだし、メンドイ奴だし、頑固オヤジ予備軍だよ。
彼女さん、この先 大変だろうな。
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