ざわつく私



雲ひとつ無い夜空に星が綺麗に輝いています。
放射冷却現象で明日は寒い朝になりそうです。



今日は、母と施設に入っている父に会いに行きました。
会議室に通されて数分待っているとヘルパーさんに連れられて車椅子の父がやってきました。
久しぶりに父と母と私の3人が顔を合わせました。
父は仕方なくココに来ているといった風なのに…。
母は父の傍に寄ってゆき
「おじいちゃん、久しぶりです〜。」
と、笑いながら肩や顔を擦って満足気です。
「あっ!もう!」
と、父が首を振りながら訝しげにつぶやきました。
嫌がっている気持ちが漏れているにもかかわらず、母は何くわぬ顔で、
「そうですか~。そうですか~。恥ずかしがらんでも〜。」
と、とぼけています。



帰りの車中で、
「私達を理解していなかったね。とうとうわからなくなったね。」
と、私は感じた通り母に言ったのですが、
「何を言よんかね!ようわかっとったがね。」
と。
母はとうとう大局的に見て判断することができなくなっています。
母の勝手な感覚に…ちょっと胸がざわつく私です。

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