私の欲と清らかな父



母が父に会いたいと言うので、事前に予約を入れていた今日、施設へ行きました。



面会は30分。
母が一方的に話をして父がうなずきます。



母は父との生活を取り戻したかったのでしょうか。甲斐甲斐しくお世話をしていた日々を懐かしむように、父のマスクの向きを正したり、父の襟元や背中に手を当てて話しかけます。



認知症の父は身震いをしたり「はい.」と相槌を打ったり機嫌は良い様子です。
ただ、ココに連れて来られたからココに居るといったふうです。
その姿は、空っぽで清らかでした。



皆で『ふるさと』を歌って面会は終わりました。
父が歌詞をほぼ覚えていたことを 母は殊の外喜んでいました。



今回の面会、それは…



父は欲から離れてしまいました。
母は欲から離れることが大事だと気づいているようです。



そして、私は、



気持ち良く時間をとってあげることができた自分にご褒美が欲しいと思いました。

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私の欲と清らかな父」への2件のフィードバック

    • 穏やかな空気いつまでも…と、思うのが普通の娘なのでしょうね。
      父は、全てを忘れたようでキョトンとしています。
      私の心、ポカンと持っていかれました〜。

      いくつになっても、何年経っても、忘れることができないわだかまりが私には有るんです。
      感情を動かされました。

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